現在地胆道の病気を、痛み・発熱・黄疸から考える

BILIARY DISEASES

胆道の病気を、痛み・発熱・黄疸から考える

胆のうと胆管は胆汁の通り道です。石、炎症、狭窄、腫瘍で症状が重なりますが、胆管炎では時間を置かず治療が必要になることがあります。

まず押さえたいこと

  • 胆のうと胆管は、胆汁をためたり運んだりする場所です。

  • 石・炎症・腫瘍など、原因と場所で治療が変わります。

  • 発熱と黄疸などが重なる場合は、早い対応が必要です。

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WORDS ON THIS PAGE

このページの用語

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やさしい医療用語集を開く ↗
胆道用語集へ ›
胆汁が肝臓から十二指腸へ流れる通り道で、胆管や胆のうなどを含みます。
膵・胆管合流異常用語集へ ›
膵管と胆管が十二指腸の壁の外で合流し、膵液が胆道へ逆流しやすくなる先天的な形態です。
胆のうポリープ用語集へ ›
胆のうの内側に盛り上がって見える病変の総称です。多くは良性ですが、大きさや形、増大の有無を確認します。
胆管炎用語集へ ›
胆管が塞がり、胆汁に感染が起きた状態です。早い治療が必要なことがあります。
黄疸用語集へ ›
皮膚や白目が黄色くなり、尿が濃くなる状態です。
ERCP用語集へ ›
内視鏡で胆管の石を取ったり、詰まった胆汁を流したりする処置です。

胆のうの病気と胆管の病気は、治療が違います

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DO NOT WAIT

黄疸と発熱・悪寒が重なるときは、早めの受診を

目や皮膚が黄色い、尿が濃い、発熱や震えるような寒気がある、意識がぼんやりする、血圧が低いといった場合は、急性胆管炎が重症化している可能性があります。

急ぐ症状を確認するこのページの目次へ ↑

診断から治療までの道筋

STEP 1胆道感染の有無

発熱、炎症反応、黄疸、臓器障害から緊急性を判断します。

STEP 2詰まった場所と原因を調べる

腹部エコー、身体の断面を見るCT、膵管・胆管を見やすくするMRI・MRCP、必要時の超音波内視鏡(EUS)で石・狭窄・腫瘍を調べます。

STEP 3流れを戻すか、原因を除くか

内視鏡による結石除去・胆汁を流す処置(ERCP)、手術、薬物療法を組み合わせます。

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根拠資料・医学情報の確認内容を開く

国内外の診療ガイドラインと査読論文を用い、確立していることと、施設や患者さんの状態で判断が分かれることを区別して記載しています。

医学情報確認日
2026年8月23日
今回の確認内容
胆のう・胆管の病気を症状・検査・治療へつなぐ全体構成を確認しました。
確認体制
執筆者本人が医学情報を確認しています。外部確認を実施した場合のみ、確認者の専門領域と確認日を表示します。
情報源の選び方・更新方法・利益相反の方針を見る ↗
  1. Tokyo Guidelines 2018: initial management of acute biliary infection ↗急性胆管炎・胆のう炎の初期評価、重症度判定、治療の流れ。
  2. ESGE guideline: common bile duct stones ↗総胆管結石の診断、内視鏡治療、胆管炎時のドレナージ時期を扱う指針。
  3. 日本癌治療学会 胆道癌診療ガイドライン・診療アルゴリズム ↗胆管がん、胆のうがんなどの診断・治療アルゴリズム。

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執筆者と情報の確認

執筆・医学情報確認丹野 誠志

消化器内科医・医学博士/イムス札幌消化器中央総合病院 院長

医学情報確認日:2026年8月23日