現在地この症状は、ウェブで調べ続けず受診を

WHEN TO SEEK URGENT CARE

この症状は、ウェブで調べ続けず受診を

膵臓・胆道の病気には、短時間で重症化するものがあります。以下は診断表ではなく、受診を遅らせないための目安です。

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このページの用語

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やさしい医療用語集を開く ↗
黄疸用語集へ ›
皮膚や白目が黄色くなり、尿が濃くなる状態です。
胆管炎用語集へ ›
胆管が塞がり、胆汁に感染が起きた状態です。発熱や黄疸を伴い、重くなることがあります。
急性膵炎用語集へ ›
膵臓に急な炎症が起こり、強い上腹部痛や背中の痛みを来す病気です。
ERCP・EUS後用語集へ ›
胆管の内視鏡処置や、胃・十二指腸から膵臓を超音波で見る検査を受けた後のことです。

救急受診を考える症状

01

黄疸に、発熱や悪寒が重なる

目や皮膚が黄色い、尿が濃い、発熱、震える寒気がある場合は、胆管炎の可能性があります。

02

突然または持続する強い上腹部痛・背部痛

嘔吐を伴う、痛みが増す、横になっても改善しない場合は、急性膵炎などの評価が必要です。

03

意識がぼんやりする、息苦しい、冷汗が出る

感染や出血、循環不全などの重症化を示す可能性があります。

04

吐血、黒い便、ふらつき

消化管や処置部位からの出血を疑います。抗血栓薬を使用している場合も早めに相談します。

05

胆管・膵臓の内視鏡検査や治療の後に、発熱や強い痛みが出る

胆管の内視鏡処置(ERCP)や超音波内視鏡(EUS)の後は、膵炎、感染、出血、消化管に穴があくことなどを除外する必要があります。処置を受けた医療機関へ連絡してください。

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受診時に伝えるとよい情報

  • 症状が始まった時刻と、急に始まったか徐々に悪化したか
  • 発熱、悪寒、黄疸、嘔吐、便や尿の色の変化
  • 胆石、膵炎、胆管ステント、膵のう胞・IPMNの既往
  • 直近の胆管の内視鏡処置(ERCP)、超音波内視鏡(EUS)、手術、抗がん治療の日時
  • 抗血栓薬、糖尿病薬、免疫を抑える薬を含む内服薬
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迷う場合

「明日まで待ってよいか分からない」時点で、医療機関へ電話で相談してください。

症状が強い、急速に悪化している、意識・呼吸・血圧に問題がある場合は、自分で運転せず救急要請を考えてください。

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根拠資料・医学情報の確認内容を開く

国内外の診療ガイドラインと査読論文を用い、確立していることと、施設や患者さんの状態で判断が分かれることを区別して記載しています。

医学情報確認日
2026年8月23日
今回の確認内容
黄疸、発熱、強い腹痛など、早めの相談が必要な症状を確認しました。
確認体制
執筆者本人が医学情報を確認しています。外部確認を実施した場合のみ、確認者の専門領域と確認日を表示します。
情報源の選び方・更新方法・利益相反の方針を見る ↗
  1. Tokyo Guidelines 2018: initial management of acute biliary infection ↗急性胆管炎・胆のう炎で、まず緊急性と重症度を評価する指針。
  2. ESGE guideline: common bile duct stones ↗胆管炎の重症度に応じた胆道ドレナージ時期を含む指針。

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執筆者と情報の確認

執筆・医学情報確認丹野 誠志

消化器内科医・医学博士/イムス札幌消化器中央総合病院 院長

医学情報確認日:2026年8月23日